ツキノワグマ

2014年のツキノワグマに関する主なニュース

<12月>

ドングリ不作、空腹で冬眠できないクマ 岐阜で警戒続く
ツキノワグマにとっても人間にとっても、不幸な遭遇が続いた年だった。
特に深刻だったのが岐阜県高山市だ。
県によると今年度、県内でクマに襲われて1人が死亡、9人が重軽傷を負い、
死傷者の5人を高山市での事故が占めた。
県内での死者は統計がある1999年度以降で初めてだ。

えさとなるドングリがほぼ4年に1度の少ない年に当たり、
大発生したマイマイガの幼虫が森の葉を食い荒らして拍車をかけた。
県のまとめでは、今年度のクマの出没は17日までに22市町村で1406件。
記録がある2002年度以降で飛び抜けて多い。

高山市では26日までに474件。
例年なら20件以下に減る9月以降も、105件(9月)、121件(10月)、141件(11月)と増え続けた。
中心市街地でも小学生らが熊鈴を付け、観光客も訪れる城山公園などが一時閉鎖。
市はクマが狙う柿の実の採取を呼びかけ、空腹で冬眠できないクマが来年2月まで出没するのでは、と緊張が続いた。

12月に雪景色になると一転、落ち着きを見せ始めた。
26日までの目撃は10件。動きはいったん11日でぴたりと止まった。
出没が多かった市街地近くの山林を市が調査しても雪の上に足跡は見つからず、
大雪や寒さでクマが動けなくなったか冬眠に入った可能性が大きい、と担当者は胸をなで下ろしていた。

ところが、25日にまたクマが民家近くの山林の柿の木に現れた。
担当者らは雪に残った足跡を山の中へ追跡し、ねぐらにいた雌の成獣を捕獲。
「これだけ雪が積もってからクマが出た記憶はない。よほど腹をすかせている」と驚きを隠さない。

さらに、寝静まった中心市街地でクマが歩き回っていた実態もわかった。
11月下旬の未明、山から離れた住宅街で目撃があった。
担当者も最初は「まさか。見間違いでは」と思ったが、数百メートル離れた宮川沿いの畑にクマの足跡があった。
山側の対岸から来て帰った様子を示していて、背筋が寒くなったという。

そんな担当者らが「マルコ」と呼ぶ子グマがいる。
シバイヌほどの大きさで11月に11回、県立飛?高山高校や近くの住宅街、コンビニなどに出没した。
親からはぐれたらしく、いつも1頭。
何とか奥山に戻してやろうと好物の柿の実でわなを仕掛け、監視カメラも設置した。
だが、映し出されたのはイタチだけ。
マルコは姿を消したままで「雪の奥山で生き延びていればいいのだが……」と心配する。

12月14日の衆院選は、そんなさなかだった。
市選挙管理委員会は32カ所の投票所にクマよけの爆竹を配備。
異例の態勢をとったが幸いクマは現れなかった。

市が捕獲したクマはやせた個体が多く、冬を越せないものも少なくないと担当者はみるが、
「人里でえさを見つけることを覚えたクマは、また民家近くに現れる可能性がある」と警戒を続けている。

岐阜でツキノワグマが多数現れる


<11月>

深まる秋、クマに注意 冬眠前で出没増加傾向
兵庫県森林動物研究センターは、ツキノワグマが餌とするドングリ類の豊凶調査の結果をまとめた。
同センターによると、県内でことし4月から9月末までに報告されたクマの目撃事例や痕跡の件数は465件。
このうち北但馬が約6割に当たる267件、次いで南但馬の118件となっている。
人身被害は起きていないものの、果樹園や集落のカキを荒らす被害が発生。
イノシシやシカ用のわなに誤って掛かるケースもある。

目撃情報は10月上旬には落ち着いていたが、下旬以降は増えている。
同センターの森林動物専門員、広瀬泰徳さん(45)は「山のドングリが底をついた可能性もある。
目撃情報がある地域は特に注意が必要」と指摘する。
クマが人里付近に餌があることを覚えてしまうと、周辺を縄張りにしてしまう恐れがあるからだ。
クマは本来臆病な性格だが、食べ物に執着して人を襲う事態に発展することもある。
6日には、岐阜県高山市のリンゴ畑でクマに襲われたとみられる男性が死亡している。

クマを集落に寄せ付けないようにするには、不要なカキやクリの木を伐採したり、
生ごみを野外に置かないなどの対策が必要。
広瀬さんは「クマが来ても餌がないことを認識させ、夕方や夜の出歩きは控えて」と警戒を促している。
今秋の実り具合は県内全域でほぼ例年並みで、クマが人里に大量出没する恐れは少ないとみている。
ただ地域によって差があり、但馬地方では餌を求めて集落に出没するクマの姿や痕跡が多数確認されている。
冬眠を控えて採食行動が活発になることから、同センターはあらためて注意を呼び掛けている。

深まる秋、クマに注意 冬眠前で出没増加傾向


<10月>

島根)県内のツキノワグマ、夏場の出没増える
県内のツキノワグマの出没傾向に変化がおきている。
4〜8月で捕獲が62頭と、同時期で記録のある2002年から最も多くなった。
エサの木の実が豊作だった12年に多く繁殖した若いクマが春先に親離れし、人里に出没した影響とみられるという。

島根のツキノワグマは、広島、山口との3県にまたがる「西中国地域個体群」に属し、
02年から3県共同で保護管理計画をつくる。
4〜8月の県内の捕獲数は1桁が多いが、今年は4月2頭▽5月11頭▽6月17頭▽7月19頭▽8月13頭と増加。
県中山間地域研究センターの沢田誠吾研究員(37)によると、若いクマに加え、
お盆前からの長雨で夏場にエサの昆虫が少なかった可能性があるという。

02〜10年、県内のツキノワグマは偶数年に大量出没していた。
木の実が1年おきに豊作と凶作を繰り返し、凶作の年にエサを求めて人里に多く来ると考えられていた。
傾向が変わったのは12年。
凶作年のはずが豊作だった。
捕獲数も10年の3分の1以下と大量出没年にならず、その時に生まれた子が今夏の出没の原因になったとみられる。


ツキノワグマ:出没倍増、注意を…餌求め人里にも 新潟
新潟県内で今年、ツキノワグマの目撃情報が例年にないペースで寄せられている。
県のまとめでは、市民からの目撃情報は4月から9月末までに595件に上り、
昨年同時期(260件)に比べ倍増している。
4月には村上市でクマに襲われたとみられる女性が死亡している。
専門家によると、今年はクマが大量出没する数年に一度の年。
これからの時期はクマが餌を求めて人里に降りてくることが予想されるため、各自治体が注意を呼びかけている。
「今年はクマが大量出没している」。
先月、県庁で各市町村の担当者が参加して開かれた「県ツキノワグマ被害防止対策連絡会議」で、
担当者は数字を示し、各市町村に対策を講じるよう求めた。

県内のクマの生息数は約1300頭程度と推測され、例年に比べて大きな増減はないという。
では、なぜ今年はクマが多く出没するのか。
クマの生態に詳しい箕口秀夫・新潟大農学部教授=森林生態学=は
「クマの餌の中心となるブナの豊凶作に関係がある」と指摘する。

クマは雑食だが、秋の主食はブナを中心としたミズナラやクリなどの堅果(けんか)類。
秋は、冬眠に備えて大量の餌を必要とするため、山中に餌が少ないと餌を求めて人里に降りてくる。
県が7月下旬?8月に28市町村で行った堅果類の豊凶調査によると、
今年のブナは上中下越・魚沼のほぼ全域で「凶作/不作」だった。

こうした中、住民がクマに襲われ負傷する事故も相次いでいる。
4月26日には、村上市で、80代の女性が自宅近くの河原で頭から血を流して亡くなっているのが見つかった。
県警は「クマに襲われた可能性が高い」と判断している。
今月12日にも南魚沼と新発田の両市でそれぞれ男性がクマに顔や頭をたたかれるなどしてけがをしており、
昨年はいなかったけが人は今年5人に上っている。

箕口教授は「収穫しないまま放置した農作物や墓の供え物はクマを呼び寄せる」と指摘する。
県環境企画課の皆川新一課長は「クマも人間もクリやきのこが好きなのは一緒。
山菜採りでクマと出合わないよう、ラジオや鈴を持参して山に入ることが大事だ」と対策を呼びかけている。


美濃市片知でクマの親子目撃 注意呼び掛け
十五日午後五時十分ごろ、美濃市片知の奥板山地区で、電気メーターの検針員がツキノワグマの親子を目撃した。
市は住民に注意を呼び掛けている。
市によるとクマは体長一メートルと一・五メートルほどの二頭。
目撃現場近くには管理釣り場「美濃フィッシングエリア」があるが、住宅地からは二百メートルほど離れている。
目撃者が市に通報し、市猟友会のメンバーや市職員らで周辺を捜索した。
美濃市内での今秋のクマ目撃は、これで三件目。


ガラス窓越しにクマ…「ふなずし」桶の米食べる
12日午前0時20分頃、滋賀県長浜市今荘町の民家で女性(61)が就寝しようとしたところ、
軒下で物音がし、ガラス窓越しにクマ(体長約1メートル)がいるのを発見。
室内の照明をつけると、クマは逃げていった。女性にけがはなかった。
長浜署の発表によると、ツキノワグマの成獣とみられる。
軒下に置いてあった伝統食「ふなずし」用の桶(高さ50センチ、直径20センチ)の中を押さえていた
落としぶたと石二つが取り除かれ、発酵米が食べられていたという。


クマ出没件数、今月急増 県が注意呼び掛け
県内でツキノワグマの出没件数が増えている。
県によると、四〜九月の間にクマが目撃されたり捕獲されたりしたのは四十一件で昨年並みだが、
十月に入ると八日までに七件と急増。
冬眠に備えて活発に餌を探し回るようになると、さらに出没が増えるとみて県が注意を呼び掛けている。

四十一件の内訳は、湖北(長浜、米原市)二十四件、高島市九件、大津市八件。
十月一日には、長浜市木之本町古橋の己高(こだかみ)山(九二三メートル)に続く尾根道で
三重県の男性が子連れのクマに襲われ、右足をかまれる事故が発生しており、
地元猟友会が周辺にわなを仕掛け警戒している。

原因として考えられるのは生息地での餌不足。
県の調査によると、今年はドングリの実をつけるブナの木が、ミズナラと合わせて“凶作”。
また害虫による「ナラ枯れ」の現象が大津市内で特に目立つという。

県自然環境保全課副主幹今城克啓さん(44)は八、九月に相次いだ豪雨も一因とした上で
「ここ十年、凶作が続いており、森林の状態悪化が大きい」と指摘。
クマ対策として、家の外に生ごみを置かないことや、
山に入る時はラジオや鈴などで音を出して存在を知らせることなどを注意事項として挙げている。

米原市上野の伊吹小学校付近で八日、親子グマが目撃され、
市が防災行政無線で注意を呼び掛けるとともに米原署のパトカー三台が周辺を警戒した。
児童らにけがはなかった。

近くの男性(73)が、同校体育館南側の県道を横切る三頭を見つけ、市林務課と学校へ伝えた。
男性は「初めて見たが、心臓が止まりそうだった」と驚きさめやらぬ様子。
中島妙子校長(56)は「校舎内にいたのは不幸中の幸いだ」と話した。
児童は集団下校し、教員がクマ鈴を持って先導して家まで送り届けた。


<9月>

広島)ツキノワグマに注意! 目撃も急増
今年度、県内でツキノワグマの出没が目立っている。
これまでに昨年度同時期の6倍の30頭を捕獲。
えさ不足から人里に来ているようだ。
人の被害は報告されていないが、秋はクマが活発に動く季節。
県は2日、関係市町と緊急の対策協議会を開き、被害を防ぐ手立てを確認した。

広島のツキノワグマは、島根、山口との3県にまたがる「西中国地域個体群」に属する。
県は出没する北広島、庄原、広島、廿日市、世羅など10市町と
「県ツキノワグマ対策協議会」を設けている。
県自然環境課によると、今年度は9月末時点で30頭を捕獲。
昨年度同時期は5頭で、1年間で14頭。2011、12年度はいずれも16頭で、
今年度は107頭だった10年度に迫る状況だ。
目撃情報も8月末で240件(昨年度同時期165件)に上る。

なぜ多いのか。今年度の捕獲数が14頭に上る北広島町の担当者は、
「長雨や日照不足で山にクマが食べるものが少ない」という。
ツキノワグマは臆病な動物で通常は人を避けて行動するが、
今夏は人家近くの畑でトウモロコシやトマトを食べるクマもいたという。

広島で目撃情報が急増しているツキノワグマに注意が必要である


観光地で…金沢城公園、わなでツキノワグマ捕獲
29日早朝、金沢市丸の内の金沢城公園で、雄のツキノワグマが捕獲用のわなにかかっているのが見つかった。

体長約1メートル、体重約50キロの成獣で、地元猟友会によって殺処分された。
同公園内でのクマの捕獲は初めて。
公園では9日にクマのような生き物の目撃情報があり、住民からは安堵あんどの声が聞かれた。

金沢城・兼六園管理事務所などは24日、全長1メートル80、直径60センチの円筒形のわなを
同公園北側の甚右衛門坂から100メートルほどの雑木林の中に設置した。
29日午前5時半頃、ふたが閉まっていることを確認した警備員が同事務所に報告し、
中にクマがいることが確認された。中にハチミツを入れた容器を置き、クマをおびき寄せたという。

同事務所は、9日以降、公園の警備員を1人から2人に増やしたり、
巡回を1日5回から7回に増やしたりして警戒してきた。
同日以降中止していた早朝開園は30日から再開するが、猿田秀一所長(56)は
「今後も警戒態勢を維持し、観光客の安全と安心を全力で確保したい」と話した。

金沢に引っ越してきたばかりという同市芳斉の会社員(25)は
「金沢城公園は行きたいと思っていた場所の一つ。これで安心して行ける」と胸をなで下ろしていた。
公園近くにある尾崎神社の永井隆宮司(65)は、「観光客に被害が出なかったことが何よりだった」と話した。


神奈川・伊勢原でツキノワグマが相次ぎ出没
神奈川県伊勢原市北部の子易、大山地区で今月に入り、ツキノワグマが相次いで出没していたことが、
県の監視カメラで確認された。
近年、クマの分布域が人里近い地域にまで広がり、人とクマが遭遇するケースが全国的に増加。
冬眠前の秋は餌を広範に探し回るため、大量出没することも懸念され、
山間部を抱える県内自治体も警戒を強めている。

伊勢原市によると、大山の麓に位置する子易、大山地区には計23台のセンサー付きカメラが設置されている。
録画映像を確認したところ、1、2、3、5、9、10、11日の計7日だけでも、
山の外周約5キロの範囲にある9台に、ツキノワグマが歩く姿が映っていた。

時間帯は午後4時〜翌午前6時。映っていたのは1頭ずつだが、複数頭の可能性が高く、
住宅まで数百メートルに接近しているケースもあった。
いずれも体高60センチ前後、体長1メートル以上の成獣とみられる。

市は、夕方を中心に2人1組の14人態勢で両地区を巡回。
花火の音などでクマを山に押し戻す一方、両地区の352世帯に注意喚起文書を回覧し、
子供には鈴を持たせて登下校時の安全を図っている。
回覧文書では▽外出時は鈴やラジオを携帯▽遭遇時は静かに後ずさりする
▽持ち物を一つずつ地面に置き気をそらす――などを呼びかけている。

伊勢原市では過去にも、名産「子易柿」の畑が荒らされる被害に頭を悩ませてきた。
豊作・凶作が1年ごとに繰り返されるのに伴い、クマ出没も隔年で多くなり、
今年はこの傾向に照らしても大量出没が懸念されるという。

県自然環境保全課によると、県内での4〜8月のクマ目撃情報(フンなどの痕跡確認を含む)は
相模原市4件、山北町3件、厚木市2件、南足柄市1件。
前年同期と比べて少ないが、同課は「伊勢原市のように、今月に入って急増している恐れがある」と警戒する。

県の推定では、丹沢大山国定公園内に生息するツキノワグマは30〜40頭。
県のレッドデータブックで絶滅危惧1種に分類されている。
これまでは、狩猟や殺処分はできるだけ避け、捕獲時には爆竹やトウガラシスプレーで人を恐れるよう
脅してから山に放す「学習放獣」を行ってきた。
しかし、頻繁に出没し、同一地域への執着が確認された場合は、
人命に危険が及ぶとして殺処分できると、県は規定している。

NPO法人・丹沢自然保護協会の中村道也理事長(66)は
「出没が増える最大の要因は、山際まで開発が進み、山中にも杉やヒノキの人工林が増え、
餌の木の実がなるクヌギやコナラが減ったこと。自然林を増やさない限り、状況は変わらない」と訴えている。


ツキノワグマに気をつけて カキやクリ早めに収穫を 大阪府対策方針
これまで大阪府内で生息が確認されてこなかったツキノワグマが府北部で5〜8月に
相次いで出没したことを受け、府は初めて対策方針を策定した。
ハイカーらにはクマよけの鈴の着用を、
山の近隣住民にはクマを呼び寄せる原因となるカキやクリの早めの収穫などを求めている。
ハイカーが増える行楽シーズンは、冬眠に備えたクマが餌を探す時期とも重なるため、
専門家は「普段より注意が必要だ」としている。

府内では5月、茨木市上音羽の土取り場でツキノワグマの足跡を確認。
6月には、豊能町野間口の田んぼ近くに仕掛けたイノシシ用のおりで約1・3メートルのオス1頭を捕獲した。

7〜8月には、高槻市田能の府道などで2件の目撃情報があった。
いずれもけが人はなかったが、約5メートルの至近距離で遭遇した人もいたという。

府動物愛護畜産課によると、府内でツキノワグマが目撃されたのは平成12〜17年に数件あっただけだが、
今年は初めて捕獲されたこともあり、紅葉シーズンの本格化を前に府が対策方針の策定に乗り出した。

対策方針では、クマを誘引する餌をなくすため、民家近くのカキやクリなどを早めに収穫したり、
生ごみを屋外に放置したりしないことを提唱。
通学路など人間の生活エリア付近のやぶを刈り、見通しを良くすることで、
クマと人間が突然遭遇する環境を減らすよう呼びかけている。
また、ハイカーらには、クマに人間の存在を知らせる鈴や撃退用スプレーの携帯のほか、
残飯の持ち帰りを求めている。

府は対策方針を府内自治体に配布。
茨木市や高槻市では注意喚起の看板を設置したり、チラシを配布したりもしている。

もともと生息地ではない府内でクマが出没する理由について、
独立行政法人・森林総合研究所(茨城)の大井徹・野生動物研究領域長は「山で薪を取らなくなり、
木が生い茂ったことによって、クマの生息環境が広がったためではないか」と指摘。
全国的にクマの生息域が拡大しており、府内で目撃されたクマも、
繁殖のために他府県から移動してきた可能性が高いとしている。


宮城)クマ出没増 人身被害4件、民家侵入も
県内でツキノワグマの出没が急増している。
7〜9月の目撃件数は昨年同期の2倍以上もあった。
この秋はエサとなるドングリの凶作が予測されており、
えさを探したクマが人里にやってくる可能性もあり、県は注意を呼びかけている。

色麻町で27日、72歳の女性が自宅近くの畑で農作業をしていたところ、クマに襲われ、顔などにけがをした。
気づかないうちに親子のクマに近づいてしまい、子グマを守ろうとした母グマから攻撃されたらしい。

県自然保護課によると、ツキノワグマはどちらかというと臆病で、人の気配を感じると自分から逃げる。
担当者は「子連れで神経質になっていて、手が出てしまったのではないか」と話す。

宮城でクマ出没


ツキノワグマ母子3頭 墓参の老夫婦襲う!どんぐり不作でエサ求めて山里へ
世界遺産にも指定され、合掌造りで知られている岐阜県の白川郷で老夫婦が熊に襲われた。
23日午前7時頃、墓参りに向かっていた老夫婦をツキノワグマが襲い、
2人は肩や頭などをひっかかれ、2週間のケガを負った。
襲った熊は3頭で、母熊と子熊2頭と見られる。

この日は午前9時頃にも、東海北陸道・白川郷IC付近で熊が目撃されている。
白川郷の住民は「今年は夏の暑さのためか、これまでにない異変が山の中で起きているようです。
熊の餌となる木の実や植物が足りてないのでしょう」と話す。
山中章子リポーター「岐阜県全体で昨年の熊の出没・目撃情報は320件ありました。
今年はこれまでに570件と昨年の2倍近くになっています」
今年は熊の大好物であるドングリが少なく、餌となる植物もマイマイ蛾などによって食べ尽くされて、
食べ物を求めて人里に降りてきたようだ。
小倉「これから熊たちは冬眠準備の時期を迎えるでしょう。
熊出没、襲撃という事態が頻発するのが心配ですね」
山中「岐阜県では単独で山の中に入らないようになどの注意を呼びかけています」
岐阜県だけの話ではないのだろう。この秋はあちこちで熊目撃や襲われたという事件が起きそうだ。


ツキノワグマにかまれ猟友会員負傷 山梨
14日午前9時半ごろ、山梨県の陸上自衛隊北富士演習場の山林で、
シカの捕獲作業をしていた同県富士吉田市の男性(63)が、クマに下顎や左脚をかまれけがをした。
病院に搬送されたが、命に別条はない。

富士吉田署によると、男性は地元の猟友会員で、午前9時ごろから仲間と15人で作業を始めていた。
男性が1人でいたところ、脇からクマが飛び出し、襲いかかったという。
体長約140センチの雌のツキノワグマで、男性が持っていた猟銃で射殺した。


住宅近くに熊2頭が現れる 岐阜・飛騨市
15日午後、岐阜県飛騨市の住宅近くで熊2頭が現れました。
警察の依頼で地元の猟友会によって射殺されました。
警察によりますと、15日午後3時半ごろ、飛騨市神岡町で「阿曽布橋の近くに熊2頭がいる」と
近くの住民から通報がありました。
駆けつけた警察官が、熊2頭が住宅付近にいるのを見つけ、
警察は地元猟友会に依頼して、熊は射殺されました。
熊はツキノワグマで、体長約1.2メートルのメスと、約80センチのオスで、親子とみられています。

岐阜・飛騨市に熊が2匹出現


クマ出没増加 宮城県栗原市、被害防止呼び掛け
広い中山間地を抱える栗原市で本年度、ツキノワグマの目撃情報が増えている。
8月31日現在で既に185件に達し、2013年度の1年間(101件)の1.8倍に達している。
クマは例年10月ごろまで出没する。
市はごみを屋外に置かないなど、被害防止策を取るよう呼び掛けている。

合併によって栗原市が発足した05年度以降の目撃件数は表の通り。
年度ごとの増減が激しく、13年度は最多だった12年度の半分以下だった。
本年度は4月に初めて目撃され、5、6月に増えた。
7月の51件、8月の84件はそれぞれの月としては過去最多。
8月21日には花山地区で男性会社員がクマに襲われ、けがをした。
県は「クマの増減の原因は分からないが、ドングリの作柄に関係があるらしい」と説明する。
市によると、13年度はドングリなどの餌が豊富でベビーラッシュだったといい、
担当者は本年度の増加の理由の一つとして
「個体数が増え、縄張り争いに敗れた雄が里に下りてきているのではないか」と推測する。
目撃情報の増加には、高齢化や過疎化に伴って耕作放棄地や遊休農地が増え、
クマが潜みやすくなったという背景もある。
市はクマとの出合い頭の接触を避けるため、畑の周辺の草むらを刈り払うよう求めている。
県や市は目撃情報を基に、わなや電気柵を民家の周辺に設置できる。
ただ、栗原市では中山間地や山間地を中心に
「クマが出没しても当たり前」という意識が強く、通報しない住民もいるという。
市は(1)ごみを屋外に置かない(2)食料や飼料の保管を厳重にする
(3)山野に入る場合に鈴などを携行する−といった被害防止策を取るよう呼び掛けている。
市農林振興課の担当者は「安全を確保するため、クマを目撃したら情報を提供してもらいたい。
例年10月ごろまでは出没する。被害に遭わないよう、まずは自己防衛に努めてほしい」と話した。


県内、クマ大量出没注意 餌のドングリ、大凶作
県は4日、ツキノワグマの秋の主食となるドングリの実り具合について、
「県内全域で凶作と大凶作」との調査結果を発表した。調査を開始した2008年度以降、最悪の結果で、
県は「クマが餌を求めて人里周辺に大量出没する可能性が極めて高い」と、注意を呼び掛けている。

8月21〜27日、県内5圏域の26地点で、ツキノワグマの主食となるブナ、
ミズナラ、コナラの着果状況を調査した。
ブナは、県内全域で着果が認められず大凶作。
ミズナラは岐阜、西濃、中濃圏域で大凶作で、県内平均では極めて大凶作に近い凶作と判定した。
コナラは、西濃圏域で大凶作だったが、県内平均では凶作だった。
県は「周期的に豊作と凶作を繰り返すことに加え、今年は雨が多く、
日照時間が短かったことが影響したのでは」と分析する。

ブナ、ミズナラ、コナラがいずれも凶作だった10年度は、
クマの目撃件数が例年の3、4倍の833件に上ったため、
県は今秋も冬眠前のクマが人の生活圏に大量出没するのではと危機感を募らせる。
県内では今年4月から8月31日までに337件のクマの目撃情報が寄せられており、08年度以降で最多。
うち、揖斐郡揖斐川町と下呂市では2件の人身被害があった。

県は「山に入る際は、ラジオや鈴で大きな音を出して人の気配を知らせ、
生ごみや未収穫の果実を野外に放置しないでほしい」と話している。



新潟のクマ目撃・痕跡、4〜8月374件 新潟県など備え急ぐ
新潟県内でツキノワグマの出没が増加している。
県によると、2014年4〜8月の目撃・痕跡の報告件数は374件で、06年以降では最多だ。
農業や人への被害を防ぎ野生動物の管理を進めるため、
自民党県議団は財政面などでの支援を図る条例案作りに着手した。
県はハンター養成に力を注ぐ。
クマの出没は秋に多いため、専門家は注意を呼びかけている。


<8月>

海沿いも安心できず、クマ大量出没の危険ある県
今秋、新潟県内でツキノワグマが大量出没する危険性が高まっている。
主食であるブナの実の大凶作が予測され、多くの熊が餌を求めて人里に出没する恐れがあるためだ。
目撃や痕跡の報告数も、今年度は25日までに336件と過去9年で最も多く、
関係者は注意を呼びかけている。

NPO法人「新潟ワイルドライフリサーチ」の会長を務める長岡技術科学大の山本麻希准教授が、
4、5月に関係機関と協力して妙高、十日町市など7か所でブナを調べたところ、
開花率は0〜12・7%と低く、0%の地点もあった。

調査に協力した十日町市立里山科学館の小林誠研究員によると、
同市内の調査地点である山林では、太さ20センチ以上の調査木64本の開花率が4〜5%だった。
9年前から毎年調査しているが、この数値は0%だった2012年度に次いで低かった。

山本准教授によると、ブナは豊作の翌年は凶作となることが多い。
県内の広い地域で豊凶の傾向もほぼ同じになるため、
このままでは06、10、12年度と同じく大凶作になるという。

大凶作だった年は、熊の目撃や痕跡の報告数が増える。
ブナだけでなく、餌となるミズナラとコナラも凶作だった10年度は10月以降も報告数が減らず、
県環境企画課によると、年度を通じて1229件に上り、過去9年で最も多かった。
熊に襲われて被害に遭った人の数も11人と最多だった。
06年度も同様の状況で、1080件、11人に上った。

これらの年度は、4〜8月の報告数だけ見ても、200件弱と多かったが、
今年度は既に336件と突出しており、関係者は警戒を強めている。

ただ、ブナ以外の木の実が豊作なら悪条件は緩和される。
12年度はミズナラとコナラが豊作だったため、報告数も10月以降は収まったという。

ミズナラとコナラは開花状況だけでは豊凶を判断できないため、枝先につく実の数を調査する必要がある。
同課は、これら木の実の豊凶の状況を今月下旬まで調査する予定で、
「結果を早急に県民に報告したい」としている。

山本准教授は、「県内には1000頭以上の熊が生息し、生息域が年々広がっている」と指摘した上で、
「大凶作の年は、海の近くやこれまで熊がいなかった地域でも安心できない」と警戒を呼びかけている。


山梨)捕獲クマ、殺さず放つ NPOに同行
NPO法人「山梨ツキノワグマレスキュー」(北杜市)は、
捕獲されたクマを殺さずに山奥に放す取り組みを続けている。
8月のある日、クマ放獣の作業に同行した。

この日の朝、NPO代表理事の清水邦彦さん(59)の携帯電話が鳴った。
県西部のある市で、クマが捕獲用のオリにかかったので放獣してほしいという。
養蜂家のハチミツ目当てに出没したため、市が3日前にオリを仕掛けていた。

■作業、待ったなし
清水さんはすぐNPOの獣医師2人に出動を要請。
急がないとクマが暴れて衰弱する恐れがあり、放獣は待ったなしだ。
午後2時、3人が市職員と合流して現地に向かった。
道路わきの物陰に、ドラム缶を二つつないだオリがあった。
獣のにおいが立ちこめている。
クマは落ち着いているらしく、ほとんど物音はしない。

「フウーッ」。
清水さんがオリの隙間から吹き矢で麻酔薬を打ち込む。
中は暗くて見えにくいが、2発目で命中した。
15分後、獣医師が麻酔の効き目を確認し、クマをオリから引き出す。
5歳ほどのオスの成獣で健康状態はよさそうだ。
時折、低くうなり声を上げるが、よく眠っている。

NPOと熊


ツキノワグマ目撃情報 相模原市が住民に注意喚起
相模原市は4日、同市緑区青野原でクマの目撃情報が寄せられたと発表した。
被害はないが、市は地元住民らに防災行政用同報無線(ひばり放送)などを通じて注意を呼び掛けた。

同市水みどり環境課によると、3日午後4時半ごろ、
地元住民が農作業中に数十メートル先の畑にいるツキノワグマを目撃。
体長は1メートルほど。すぐに北側の道志川方面へ逃げていったという。

目撃情報は、同区内で今年に入り3件目。
同課はクマに出くわさないよう鈴など音のするものを身につける、
人里へ引き寄せないよう生ごみなどの適切な処理−などを呼び掛けている。


和歌山城の動物園でツキノワグマに氷のプレゼント−今年はスイカ入り
和歌山城敷地内の和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で8月1日、
ツキノワグマのベニーに氷のプレゼントが贈られた。

ツキノワグマは東アジアを中心に広く分布しているネコ目クマ科の動物で、
日本では本州と四国に生息している。
年々その数は減少しており、国際希少動物種としてワシントン条約付属書1に掲載されている。

ベニーは1994年に来園した雌で、推定年齢20歳。体長は約1.4メートル、体重は約100キロ。
同園では昨年から、高齢のベニーに連日の暑さを乗り切ってもらうため「氷のプレゼント」を行っている。

昨年はバナナや蜂蜜を入れた氷を与えたが、今年は2日前から準備した氷を半分に切り、
スイカを挟んだ「氷のスイカケーキ」を用意。
氷とスイカで約6キロになる。
飼育員の前嶋弘樹さんは「先日、試しにスイカをまるごと与えたら、
皮だけ残してきれいに食べていたので、スイカが好きなのだと思った。
昨年とは少し趣向を変え、季節感を味わってもらおうとスイカケーキにしてみた」と話す。
「来年は氷が食べやすいようにかき氷にしてプレゼントしたい」とも。

気象庁によると、当日の日中最高気温は32.3度。
飼育員から氷を贈られたベニーは匂いを嗅いで様子を窺った後、
氷を舐(な)めたりスイカをかじったりする様子を見せた。

近所に住む竹山恵美さん親子は「市報で今日のイベントを知って見に来た。
おいしそうに食べていてよかった。
暑い夏を少しでも涼しく過ごしてほしい」と笑顔でベニーを見守っていた。

開園時間は9時〜17時。入園無料。

和歌山城動物園ツキノワグマ


クマ、人目はばからず
人里などで出没情報が相次いでいるツキノワグマに遭遇した。
クマが現れたのは今月上旬の夜。宮城県大和町吉田の菅原元さん(62)の
養魚場でニジマスやイワナを狙っていた。
推定年齢7、8歳の雄で、体重は優に100キロを超えているようだ。
いけすに顔を突っ込み鋭い牙や爪で魚を襲うと、カメラのストロボの光など気にもせず食べ続けた。
菅原さんによると、このクマが養魚場に姿を見せるようになったのは今春から。
夏場にかけて動物性タンパク質を補給するためだという。
宮城県によると、仙台圏でのクマの目撃件数は4〜6月が昨年より10件少ない63件だった。
だが、7月以降は8月7日現在で145件に達し、昨年7〜9月の94件を大幅に上回っている。
「この辺りは昔からクマのすみか。うまく彼らと共生していきたいね」。菅原さんはこう話した。

養魚場にツキノワグマが現れる


【相次ぐ熊出没】被害防止へ情報共有(8月13日)
熊が人を襲ったり、人家近くに出没したりするケースが県内で相次いでいる。
通常は春先の山菜採りのシーズンに集中するが、今年は8月になっても熊との遭遇が続いている。
行政には注意を喚起するための出没地点の周知、キャンプ客や入山者への一層の情報提供を望む。
住民も熊を里に近づけないよう、生ごみの管理などの自衛策が必要だ。

今月3日、猪苗代町の畑で農作業をしていた男性が、熊に頭などをかまれ重傷を負った。
4日には福島市・あづま総合運動公園内の民家園の林で3頭が目撃された。
民家園には国指定重要文化財「旧広瀬座」や江戸から明治時代にかけての民家がある。
隣接するサイクルスポーツ広場とともに夏休み中、
親子連れでにぎわっており、けが人が出る恐れもあった。
他にも各地で「道を横切るのを見た」「裏山に逃げ込んだ」などの目撃情報は後を絶たない。

県内では平成22年度から4年連続で人的被害が発生している。
昨年度は9件と全国ワーストワンで、死者1人を含む14人が被害に遭った。
今年は既に6件発生し6人がけがをしている。

なぜ、熊が人里近くに出没するのか。
県によると、林業の衰退や中山間地の過疎化、狩猟者の減少が熊の生息域を広げたらしい。
本県に限れば東京電力福島第一原発事故により、
山に入る人が減少したことが影響している可能性もあるという。
さらに今年は熊の餌となるブナの実の不作が予想され、人里に出没する数の増加が懸念される。

今年4月、県と市町村、警察などで設立した会津地域ツキノワグマ対策協議会は過去の出没地点や予想地点、
被害を記したハザードマップを作っている。
9月にも配布する予定だ。危険情報を広域的に共有する試みで、高く評価したい。
中通り地方でも熊の出没は続いている。
目撃情報をホームページで提供しているが、できることならマップがほしい。
目撃地点の周辺に注意を喚起する看板を効果的に配置するのも手だ。

個人も出没防止策を怠ってはならない。
民家が山林の近くにある場合、生ごみの管理がしっかりしていないと熊があさりに来る。
出荷できず廃棄する農作物を山積みしておくと、人里に引き寄せてしまう。

熊の被害を根本から防ぐには、山と人里の緩衝地帯「里山」の復活が必要だ。
そのためにも一刻も早く森林除染を進めて、林業やキノコ栽培などを営めるようにしてほしい。
原発事故はここにも影を落としている。


リラックスしすぎ
米テキサス州ブラウンズビルにある動物園のツキノワグマです。
子供たちの人気者なのだから、ふてくされたような態度はいただけませんね。
このあと自分の展示エリアの外に出て、捕まったようです。

テキサスのツキノワグマ


また金沢市でクマ!62歳男性襲われる
10日午前8時10分頃、金沢市北陽台1丁目の市道で、ウオーキング中の市内の男性(62)が
道路脇の茂みから出てきたクマに顔などをかまれた。石川県警金沢東署によると、
男性は顔面の右半分をえぐられ、顎を骨折するけがを負ったが、命に別条はない。
クマは現場付近の茂みの中に逃げた。

同署によると、かみついたのはツキノワグマの親グマ(体長約1メートル)で、
2頭の子グマ(体長約50センチ)と一緒だったという。

現場は山林に近い地域。
今年6月には今回の現場から約5キロ南の地点で男性が2頭の子グマを連れた親グマに襲われ、
飼い犬が救出したケースがあったが、
市は「子グマの体長から考えて同一のクマではないと思います」としている。
地元の猟友会などが周辺を捜索している。

金沢市内のクマの目撃情報は昨年は52件だったが、今年は10日現在で74件に達している。


<7月>

府内初捕獲のツキノワグマ マニュアル作成迫られる
大阪府豊能町で6月19日に捕獲したツキノワグマの対応をめぐり、
府は、7月末までに受け入れ先を確保できなければ殺処分する方向で検討に入った。
府はこれまでに全国の動物園やクマ牧場など約100カ所に受け入れを打診したが、
飼育環境が整っていないことなどを理由に拒まれたため。
ツキノワグマの捕獲は府内で初めてなだけに、府側は対応に頭を悩ませつつ、マニュアルの作成を迫られている。
豊能町は京都府と兵庫県に隣接する大阪北部に位置。
同町内の山林でイノシシ用のおりに入っているのが見つかったツキノワグマは、
体長約1・3メートルの雄で推定4〜5歳になる。

豊能町役場は、ドラム缶式の専用のおりで保護していたが、当初の見込みより受け入れ先探しが難航したため、
今月2日にクマが動き回れるよう大きめのおりに移した。
同町職員が朝夕の2回、はちみつや水を与え、衰弱した様子は見られない。

大阪府の動物愛護畜産課は「7月末までをめどに受け入れ先を決めたい」とし、
期限までに決まらなければ専門家と供にクマの扱いを検討するという。

その際、検討材料の一つになるのが殺処分だ。
兵庫県森林動物研究センターによると、兵庫県では捕獲を確認したその日のうちに殺処分することをルールで決めている。
他の動物を捕まえるために設置したわなにツキノワグマがかかってしまう「錯誤捕獲」の場合では、
山に放すと定めている。

ツキノワグマの初捕獲を受け、大阪府の松井一郎知事は「生態系が変化してきている」との認識を強め、
ツキノワグマの扱いに関するマニュアルの作成を担当部局に指示。
近隣府県を参考に専門家や地元市町村と相談しながら、今月末までに取りまとめる方針だ。

環境省によると、2013年度に全国で捕獲されたツキノワグマ1289頭のうち1207頭が殺処分された。
同省担当者は「ツキノワグマは餌に対して執着のある動物。
学習させて山に放しても(里に)戻ってくる可能性もある」と話している。

大阪府のツキノワグマ


高槻でクマ目撃情報
高槻市は15日、市山間部でクマの目撃情報があったと発表した。
人に危害を加える恐れもあるとして、府や府猟友会などが周辺を捜索。
市はホームページなどで注意を呼びかけている。
市によると、14日午後5時35分頃、同市田能の府道で、
男性が道路脇に座り込んでいるクマを見つけた。
クマはすぐに動きだし、山の中に入っていったという。
成獣かどうか不明だが、ツキノワグマとみられる。

府内では5月に、茨木市上音羽でツキノワグマとみられる足跡が見つかっているほか、先月には豊能町野間口で、ツキノワグマが捕獲され、同町が保護している。受け入れ先はまだ見つかっていないという。 餌あげようと… 小1女児ツキノワグマに指かまれる
クマやイノシシによる災難が相次ぎました。

長野県須坂市の動物園で、雌のツキノワグマに餌をあげようとした小学1年の女子児童が指をかまれました。
須坂市動物園によりますと、6日午後、クマへの餌やりを見ていた女子児童に対し、
担当する飼育員が餌やりを体験するよう促しました。
飼育員が目を離した際、女子児童が金網の中に手を入れて右手中指をクマにかまれました。
骨折などはなく、軽傷とみられています。
同じく6日、神戸市東灘区の路上では、歩いて帰宅途中の女性がイノシシに尻をかまれ、軽いけがをしました。
東灘区で人がイノシシに襲われるのは、これで17件目です。

ツキノワグマに咬まれる


熊の出没 相次ぐ 岩手では注意報発令も
熊の出没が相次いでいる。岐阜県下呂市で6月30日午前11時40分ごろ、
保養施設内にある森を散策中の男性(29)が熊に襲われ大けがを負う事故が発生した他、
金沢市と岐阜県揖斐川町でも28日、熊にかまれたり引っかかれたりしてけがをした。
熊の目撃件数が増えている地域もあり、中には、出没に関する注意報を発令した県もある。

下呂市で被害に遭った男性はヘリコプターで県内の大学病院に搬送された。
襲った熊は森に逃げたという。
県によると、今年度の目撃件数は29日までに116件と「ほぼ平年並み」(自然環境保全課)だが、
28日にも釣り人が襲われるなど発生が相次いでいるため、県民にあらためて注意を呼び掛ける。

金沢市で28日、住宅街で犬の散歩をしていた住民が熊に襲われ頭などにけがをした。
石川県によると、5月に猟友会の狩猟者が山で襲われた事故に続き2件目の人身被害となった。
今年1月からの目撃情報は56件。
前年同期に比べると少ないが「熊が出没するのは例年、秋。
住宅街にまで出るようになったのは最近のことで異例だ」(自然環境課)という。
県は里山の手入れが行き届かなくなったり、積雪が減り越冬できる子熊が増えたりしたのが原因ではないかと推測する。

この他、秋田県大館市の河川敷で21日夕、近くに住む幼児が熊に襲われ軽傷を負った。
同県の今年度の目撃件数は25日までに179件と前年同期(4〜6月)比48件増加。
人身被害も前年より4件多い5件となり市町村を通じて注意を促す。
岩手県も3月中旬、8年ぶりにツキノワグマの出没に関する注意報を発令した。
森林総合研究所(茨城県つくば市)は「現時点で全国的な情勢を把握できていない」
としながらも「子連れの熊は子熊を守る観点から攻撃的になりやすいので注意が必要。
見通しの悪いところでは音を出したり、やぶの整備をしっかりするなどしてほしい」(同)と促す。


<6月>

大阪)ツキノワグマの行方は? 受け入れ先探し難航
豊能町の山中で19日に捕獲されたツキノワグマの受け入れ先が決まらないため、府が頭を悩ませている。
捕獲場所が民家に近く、再び山に放すことができないためで、
動物園などに受け入れを打診しているが、色よい返事はまだないという。

ツキノワグマは豊能町野間口の山林で19日午前9時ごろ、
イノシシ用のわなにかかっているのを地元猟友会のメンバーに発見された。
体長約1・3メートルの4〜5歳の雄とみられ、現在は町内の施設で、
京都府から借りたドラム缶を利用したおりに入れられている。

府動物愛護畜産課によると、府内でツキノワグマが捕獲されたのは初めてで、
有害駆除の対象外のため、他県では山に放すことが多いという。
ただ、今回の捕獲場所は民家やキャンプ場に近く、再び人と遭遇する危険があるため自然に返すのは難しいという。


ツキノワグマ 大阪府内で初捕獲
大阪府は19日、豊能町野間口でツキノワグマがおりに入っているのを地元猟師が見つけたと発表した。
府によるとツキノワグマはおりに収容され、危害を加える心配はないという。
府内のクマ捕獲は初めて。
ツキノワグマは体長約1メートル。
見回りをしていた猟友会メンバーが同日午前9時ごろ、イノシシ用のおりに入っているのを発見した。

隣接する京都府でツキノワグマの目撃情報が寄せられおり、大阪府はツキノワグマが南下しているとみている。
茨木市では5月にツキノワグマとみられる足跡が発見された。

大阪府ツキノワグマ


智異山待避所にツキノワグマ、寝袋噛みちぎられる
智異山に放飼したツキノワグマが待避所に現れて、探訪客の寝袋を噛みちぎって逃げる事件が発生した。
国立公園管理公団は8日夜10時半頃、智異山・碧宵嶺待避所で休んでいた登山客イ某さんなど2人に、
ツキノワグマ1匹が近づいて持っていた寝袋を噛みちぎり、
待避所職員が催涙ガスと空砲を撃って追い出したと明らかにした。

このツキノワグマは2010年に放飼した熊で、今年の春に2匹の小熊を産んで育てているが、
前にも餌を探しに待避所に現れて残飯入れを漁ったことがある。


クマ:目撃118件 ドングリ豊作、子グマ増えた? 福島
ツキノワグマの山林や人里への出没が多発していることを受け、福島県は13日、
「ツキノワグマ被害対策庁内連絡会議」の初会合を福島市で開いた。
県内では今年度、山菜採り中にクマに襲われ重軽傷を負うケースが4件あり、
目撃情報も118件と前年同期(73件)を大幅に上回ったことが報告された。
県内で最も目撃の多い会津地方振興局は近く、
クマの目撃情報や出没予測をまとめた地図の作製を始め、秋前には公表する予定。

連絡会議は、県生活環境部の久能祐二次長が座長を務め、各地方振興局の担当者や獣医ら25人が参加。
県の担当者は、クマの出没が増えた理由を「昨年度は堅果類(ドングリなどの硬い果実)が
豊作でクマの栄養状態が良くなって子グマがたくさん生まれ、
エサを求めて人里まで下りてきているのでは」と分析した。

会津地方振興局の担当者は「被害を防ぐためには、山林や人里など場所に応じたきめ細かい対策が必要だ。
豊富な知識を持った専門スタッフを常時配置する必要がある」と述べた。
連絡会議は、クマの出没が多くなる秋に向け、今後も必要に応じて開催する。


秋田新幹線 クマが列車と衝突
11日朝、岩手県雫石町で秋田新幹線の下り列車がクマと衝突し、緊急停車しました。
乗客と乗員にけが人はありませんでした。

11日午前8時すぎ、岩手県雫石町のJR田沢湖線の赤渕駅と大地沢信号場の間で、
仙台発秋田行きの下りの秋田新幹線が線路内にいたクマと衝突し、緊急停車しました。
JRによりますと、列車には乗客や乗員およそ80人が乗っていましたが、けがはないということです。
現場は山あいの場所で、列車は徐行運転で次の駅に向かい車両を点検した結果、
異常は見つからなかったため運転を再開し、
予定より52分遅れて午前10時24分に秋田駅に到着しました。
衝突したクマはその後、確認できていないということです。
岩手県内ではことしクマの出没が相次いでいて、県は8年ぶりにツキノワグマの出没に関する注意報を出して
警戒するよう呼びかけています。
この新幹線に乗車していた50代の男性は「車両が止まったのでなぜだろうと思っていたところ
クマと衝突したというアナウンスがあった。
衝撃は何も感じなかった」と話していました。
また40代の男性は「衝突した音は聞こえなかった。
新幹線がクマとぶつかるなんて驚きました」と話していました。

新幹線 クマが列車と衝突


クマ大量死 謎のまま…阿仁熊牧場、調査終了
北秋田市の阿仁熊牧場で3月下旬から4月上旬にかけて、飼育中のツキノワグマが大量死し、
雌19頭の死因が不明だった問題で、同市の津谷永光市長は11日、
「病理学、生理学的な検査を行ったが、原因は分からなかった」と発表した。
市では「冬眠明けで、雌だけに発症した特異なケース」とする一方、
現時点で飼育中のクマの健康状態は良好だとして、原因調査を終了した。
今後は再発防止のため、施設の消毒や飼育管理を徹底するという。

市によると、昨秋以降に冬眠した72頭のうち、
冬眠明けに起立不能やマヒの症状がみられた成獣26頭が死んだ。
このうち、雄7頭はけんかの傷や老衰が原因と判断されたが、雌19頭の死因は分からなかった。

市は原因解明のため、死んだ雌2頭を解剖したが、異常は発見できなかった。
さらに、血液や臓器の検体を使い、県食肉衛生検査所で感染症や細菌感染の有無を、
北海道大学で代謝異常がなかったかなどを検査したが、
いずれも5月末までに「異常は見られなかった」との報告があったという。

この冬の雪や寒さは平年と変わらず、昨年末から阿仁熊牧場に運び込まれた19頭のヒグマや、
新築中のヒグマの飼育・展示施設とも隔離されていることから、
飼育環境の変化によるストレスが原因になったとも考えにくいとしている。


<5月>

関金小近くの山中でツキノワグマ捕獲 用瀬でも
鳥取県倉吉市関金町の関金小学校から約1キロ離れた同町郡家の山中で27日、ツキノワグマが捕獲された。
鳥取県などは同町内の集落近くでのクマの目撃情報はこれまでなかったと、注意を呼び掛けている。

県緑豊かな自然課などによると、ツキノワグマは体長約1メートル20センチの若い雄で、
地元の猟友会の会員が同日午前5時、イノシシ用のワナにかかっているのを確認し、同市に連絡。
同日午後、県の担当者らが発信器を付けるなどして処置した上で山中に戻したという。

これを受けて、市は防災無線で市民に注意喚起し、関金小は授業終了を早めて集団下校を実施。
全校児童にクマよけの鈴を配布したほか、郡家、大坪、山口方面の登校班には教職員が引率した。

27日には鳥取市用瀬町安蔵でもツキノワグマが捕獲されており、
県緑豊かな自然課は「クマは繁殖期に入り、活発に活動する時期だ。
いないとされている地域でも目撃される可能性がある。
注意するとともに目撃した場合、速やかに情報提供してほしい」としている。


クマ出没、山入り注意 今年は子連れ多く、食物求め広範囲に行動
山菜採りなどで山に入り、ツキノワグマに襲われる人身被害が東北地方などで相次いだ。
春から夏の山では冬眠明けのクマが動き回る。
餌となるドングリの昨秋の実りが良かったため、今年生まれた子グマの数が多い可能性も指摘されている。
子グマを守ろうと母グマが凶暴になる恐れがあり、山では注意が必要だ。
ツキノワグマ出没注意報が8年ぶりに発令されている岩手県。
5月5日、遠野市の山林で山菜採りをしていた夫婦が子連れのクマに襲われ、
顔をひっかかれるなどのけがを負った。
同県自然保護課によると、今春の人身被害は5日までに5件で、計6人。
平成25年度の年間の人身被害7件11人に比べると速いペースだ。

担当者は「昨秋はブナの実が豊作だったのでメスの栄養状態が良く、
子グマが多く生まれていると考えられる。クマは力が強いので、出合わないようにすることが大事」。

同県が注意報を発令した際の指標はブナの実りの周期。
クマは冬眠前の秋に餌のドングリが不足すると人里に出没する。
東北地方では出没件数とブナの実りが関係し、
奥羽山系側の地域では豊作の年には出没が少なく、凶作の年に多い傾向がある。
豊作の年はメスが妊娠に適した状況となるという。
大豊作の翌年は凶作に転じており、25年に大豊作だった奥羽山系では今年、凶作と見込まれる。
このため、「子連れのクマが出没する可能性が高いうえ、夏から秋にかけ、
多くのクマが食物を探して広範囲に動き回り、人里周辺に頻繁に出没する」と予測した。

岩手県内のクマは推定約3400頭。「山と民家が近く、出合う可能性は高い」と担当者。
同2900頭が生息する福島県でも、
県会津地方振興局が「26年はブナの凶作が予想される」として注意喚起を行った。
東北地方以外では、ミズナラやコナラなどの実りも出没件数と関わっているとみられる。
西日本ではクマの生息数が少ないなど地域によって事情は異なるが、山でクマに出合う可能性があるのは同じだ。

兵庫県内のクマの生息数は推定約700頭。
同県森林動物研究センターの担当者は「クマは保護の対象。頭数が増えているためか、
出没する時期が年々早まっている」と話す。
クマの出没情報は例年5、6月に増える傾向があるが、
今年は4月に17件と、過去最高だった23年と並んだ。
京都府森林保全課によると、同県では昨年5月から6月に出没が多く、
子連れのクマが人里近くにも現れた。
同課では「春や夏は指標がなく、予測が難しいが、6月の終わり頃には繁殖期に入り、オスが長い距離を移動する。
山に入るときは気をつけて」と話している。
クマの全国的な出没の傾向について、茨城県自然博物館の首席学芸員、
山崎晃司さんは「予測するのは難しい」と話す。

クマが秋に食べるドングリの種類は地域によって異なる。
関東地方に多いミズナラやコナラは、豊作か凶作かが分かるのが9月頃。
ミズナラの実り具合はブナと違って広い範囲で同調することがなく、局所的なばらつきがあるという。

ただ、昨秋はブナもミズナラも全国的に実りが良く、凶作だった地域が少なかった。
山崎さんは「クマの繁殖の成功率が高まった可能性はある。
子連れのクマは行動範囲が狭くなるが、山で出合えば子グマを守ろうとする。
ハイカーや釣り人など山に入る人は注意が必要だ」と促している。


鳥取)ツキノワグマ、捕獲相次ぐ 県は注意呼びかけ
県内でツキノワグマの目撃情報や捕獲が相次いでいる。
27日には鳥取、倉吉両市で1頭ずつ捕獲され、今年度すでに5頭になった。
冬眠から明けて活動も活発になる時期。
県は注意を呼びかけている。

27日午前、鳥取市用瀬町安蔵の林道脇にしかけられたイノシシ捕獲用の大きなオリの中に、
クマが1頭横たわっていた。
近くで大きな音を鳴らしても反応がない。
麻酔が効いていることを確認すると、県職員らがオリから出し、体長などを計測した。

体重約94キロ、全長約1・5メートル。
推定10歳以上のオスとみられるという。
個体の動向を確認できる発信器を取り付けた後、県内の山中に放つ予定だ。

鳥取でツキノワグマ捕獲


クマの出没が各地急増! 被害も続出し死者まで!?
今年になってからクマの出没ニュースが続出している。
最近では5月13日、群馬県桐生市役所で職員が出勤してきたところ、
なんと敷地内にクマを発見し、警察に通報。
警察署員はクマをパトカーで追跡し、地元の猟友会が射殺した。
クマは体長130センチの、体重約50キロのオスのツキノワグマ。
市内では前日から目撃されており、警戒されていた。

群馬県では被害者が出なかったが、新潟県では怪我人が出ている。
4月21日、新潟県村上市の防風林で男性が山菜採りをしていたところ、クマと遭遇。
男性は顔や右手などをひっかかれ、アゴの骨を折る重傷をおった。
さらに4月26日には同じく新潟県の村上市の道路脇で、
頭から血を流して亡くなっていた女性が発見された。
顔に引っかいたような傷があったことと、大型動物の足あとが残っていたことから、
クマに襲われた可能性が高いとされている。

このように今年のクマの出没は例年の3倍〜5倍と多く、各地でさまざまな被害が出ているが、
その原因として考えられているのがエサであるドングリの出来だ。
昨年はドングリが大豊作だったためメスの発育がよく、子グマが多く生まれた可能性が高い。
子連れのメスグマは子グマを守ろうと攻撃的になるため、人を襲う可能性が高くなるのだ。

またドングリは大豊作の翌年は大凶作になる傾向がある。
今年の秋には、エサのドングリが少ないため街に降りてくるクマが、
またしても多くなる可能性が高いのだ。
レジャーなどで山に入る時は、しばらく注意が必要だ。


クマ:市街地に出没…岩手・一関
24日午前1時半ごろ、岩手県一関市地主町の路上で親子とみられるクマ2頭を通行人が見かけ、
県警一関署に通報した。
地元猟友会や警察などが警戒に当たり、同日午前6時40分ごろ、猟友会会員が子グマ1頭を射殺した。

同署によると、市役所がある同市竹山町など中心部で複数回目撃されたが、住民らに被害はなかった。
市農地林務課によると、子グマはツキノワグマのメスで、体長70センチ。
推定2歳という。
親グマは見つかっておらず、市は広報車で注意を呼びかけている。

県は「餌不足で人里に出没する可能性が高い」として、
8年ぶりに「クマ出没注意報」を発令している。


市役所にツキノワグマ出た! 1時間後に射殺、けが人なし 群馬・桐生
13日、午前7時ごろ、群馬県桐生市役所の敷地内で、
クマがうろついているのを男性警備員(55)が見つけ、桐生署に通報した。
午前7時半ごろ、近くの電気工事会社の倉庫で発見され、約1時間後に地元の猟友会員が射殺した。
けが人はいない。

署によると、射殺されたのは推定5歳の雄のツキノワグマで、体長約1・3メートル、体重約50キロ。

現場は住宅街で、桐生市内では12日にも「クマが道路を横切った」などと目撃情報が数件寄せられていた。


ツキノワグマ捕獲 和歌山・日高川町
7日午前8時ごろ、日高川町愛川(あたいがわ)地区の山中で、
仕掛けられたイノシシ・シカ用のおりにツキノワグマ1頭がかかっているのを地元の男性が発見した。

県自然環境室によると、捕獲されたツキノワグマは
体長109センチ、体重29キロのメスで、3歳とみられる。
ツキノワグマは同日午後、再び人里に現れないようにして山奥で放された。

県内でツキノワグマが捕獲されたのは、平成25年1月に有田川町で捕獲されて以来という。

ツキノワグマ捕獲 和歌山・日高川町


秋田)阿仁熊牧場がプレオープン
 大型連休が始まった26日、北秋田市の阿仁熊牧場が冬期間の休業を終えて開園した。
午前9時の開園から、家族連れや地元の園児らが訪れた。
エサを欲しがって愛敬を振りまく40頭のツキノワグマに、子どもたちは大喜びだった。

 この日はプレオープン。
八幡平クマ牧場から移送したヒグマの新施設が完成後の7月19日にオープンする。
開園に先立ち、指定管理者のマタギの里観光開発の上杉二三男社長は
「新施設の完成で新たな観光スポットになる。
いろいろな企画を予定しているので期待してほしい」と話した。

 26日から5月6日までの土日と祝日はオープニングイベントとして、
先着20人に記念品をプレゼントする。
開園時間は午前9時から午後4時。大人500円、中学生300円、小学生200円、幼児無料。

阿仁熊牧場


<4月>

新潟で山菜採りの男性 クマに襲われ重傷
 21日午前6時15分ごろ、新潟県村上市岩船の海岸近くの松林が広がる公園内で、
山菜採りをしていた山形市の男性(64)がクマに襲われ、顎の骨を折るなどの重傷を負った。
クマは約6時間半後に約2キロ離れた林で見つかり、射殺された。
村上署によると、体長約1・5メートル、体重約100キロで、ツキノワグマとみられる。

 公園は山から3キロ以上離れている。
村上市では今月に市街地でクマの目撃情報が少なくとも4件あり、
市や村上署が注意を呼び掛けていた。

 村上署によると、男性は1人で歩いていた際に右側から突然襲われ、近くの民家に逃げ込んだ。

 現場の公園沿いを走る国道345号では18日、トラックとクマが衝突する事故があり、
クマは死なずに逃げた。
署は男性を襲ったクマと同一の可能性が高いとみている。


ツキノワグマ:甘えた声で「グググ」 赤ちゃん公開 岐阜
 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根の「奥飛騨クマ牧場」で、
今年1?2月に生まれたツキノワグマの赤ちゃん3頭が一般公開され、来場者の人気を集めている。

 同牧場では、ツキノワグマ85頭とヒグマ1頭を飼育している。
今年生まれた赤ちゃんグマは、ミモザ(雌、1月29日生まれ)とスワン(雄、2月5日生まれ)、
コカブ(雄、同10日生まれ)の3頭。体重はミモザが3.2キロ、スワンとコカブが2.3キロで、
飼育員がミルクで育てている。

 園内のフォトスタジオでは、可愛い洋服を着たミモザらが「グググ」と甘えた声を出して
飼育員に抱っこをせがんだり、床の上を転げ回ったりして愛嬌(あいきょう)を振りまいている。

 入場料は大人1100円(子ども600円)。
午前9?10時と午後1時?2時半には記念撮影コーナー(1回1000円)で写真を撮った後、
抱っこして触れ合うことができる。

ツキノワグマ


ツキノワグマ、謎の連続死 秋田の牧場、一部はけんか
秋田県北秋田市の阿仁(あに)熊牧場で飼育中のツキノワグマ26頭が
相次いで死んでいたことが11日、市への取材でわかった。
このうち7頭の死因はけんかなどによるもので、残る19頭は不明という。
市は県を通じて専門機関に検査を依頼した。
牧場を管理する市の説明では、牧場ではツキノワグマ76頭を飼育。
このうち26頭が3月下旬から今月8日にかけて死んでいるのを牧場の担当者が確認したという。
昨年12月初旬の冬眠前には、全頭の無事を確認していた。
牧場では例年、けんかをしたり、冬眠から覚醒状態にうまく移行できなかったりして、
春先に6〜7頭のクマが死んでいる。
市は施設を消毒し、冬眠から円滑に覚醒させる薬をクマの飲み水に入れるなどの対策を取った。
他のクマは落ち着いているという。


静岡県裾野市で、捕獲し山中に放したツキノワグマとみられるクマが再び出没。県は放獣場所に苦慮。
ツキノワグマが活発化するシーズンを迎え、県や各市町の関係者による対策連絡会が7日、県庁で開かれた。
昨年度は春秋シーズン(4〜8月)の出没回数が過去5年間で最多だったことに加え、
3年ぶりに人身被害が起きたこともあり、山菜採りや山林作業の際への注意を喚起している。
連絡会では、平成25年度の出没回数が173件で前年度比27件増で、
捕獲数は同4頭増の7頭だったことなどが報告された。
同シーズンの出没回数は141件で、特に福井・坂井地区では同40件増の57件にも及んだ。
福井市美山地区や永平寺町などが多く、県では「同一固体の可能性もあるが、断言はできない」としている。
また、近年はクマの餌となるドングリやナラなどの不作がなく、
猟も減っていることから、今後、大きく増える可能性も示唆した。
県のまとめでは、元〜25年度の人身被害遭遇場所について、
3〜7月は山菜採り44%、山林40%と人が山に入った際に多くなっている。
9〜12月は住宅地周辺50%など、冬眠前にエサを求めて住宅地周辺に出没する傾向がみられる。
県では山菜採りやハイキングなどで入山する人への注意喚起や、出没時の連絡・出動態勢の確認を求めた。
勝山市や猟友会からは状況確認などの初動段階で猟銃の携帯許可を求める声も上がったが、
県や県警は「報告や状況に応じて、個別に判断する」と応じるにとどめた。


静岡県裾野市で、捕獲し山中に放したツキノワグマとみられるクマが再び出没。県は放獣場所に苦慮。
裾野市の別荘地に出没し、市が捕獲して離れた場所に放したツキノワグマと同一とみられるクマが
再び同じ別荘地で目撃され、市は今後の対応に頭を痛めている。
富士地域のツキノワグマは県が指定する絶滅危惧種で、県は人に危害を加えない限り駆除しないよう指導しているが、
市の担当者は「適当な放獣場所がない」と訴える。
クマは3月下旬から同市須山の十里木地区で連日目撃され、市が猟友会などの協力を得て5日に捕獲後、
約7キロ離れた市内の山中に放した。
放す場所に法的な決まりはないが、市農林振興課は
「他の市町、ましてや県外に放して迷惑を掛けるわけにもいかない。他の市町との協議も難しい」と説明し、
「レジャー施設などを避け、できる限り深い山を選んだ」という。
ところがクマは翌6日、捕獲場所から約100メートルの民家の庭先に再び現れた。
最初に見つけたペンション経営の男性(46)は「まさかまた、と驚いた。子どももいるので怖い」と話す。
県自然保護課によると、ツキノワグマは音に敏感で人を避けるため、
ばったり出くわさない限り襲われる恐れは少ないという。
富士山麓の個体数は減少傾向にあるとみられる。
県内では2012年度に26件、13年度に9件の目撃情報が寄せられている。
市は再度わなを設置し、捕獲に乗り出した。
今後、県と協議し、捕まえた場合の対応を検討する。
「保護すべきことは分かるが、放す場所まで市が責任を持つのは難しい」と訴える市に対し、
県東部農林事務所は「放獣場所を含め相談に応じたい」としている。


<3月>

ツキノワグマの赤ちゃんお披露目 カドリー・ドミニオン
阿蘇市の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」で26日、ニホンツキノワグマの赤ちゃん2頭がお披露目された。
赤ちゃんグマをバックに記念写真を撮る入園客の姿が多く見られた。
2頭はオスとメスで2月4日に誕生した双子。
体重測定もあり、メスが1700グラム、オスが1480グラム。
体長は2頭とも40センチほどで、メスのあごにはハート形、
オスにはサクラの花びら形の斑点があることなどが紹介された。
神奈川県藤沢市から来た田中碧美[たまみ]さん(15)と瑛大[あきひろ]さん(12)のきょうだいは
「クマは大きな印象があるけど、小さくてびっくり。すごくかわいい」と笑顔。
2頭はこの日から人に慣れるため、母グマから離れ、スタッフが育てることになるという。
5月連休まで名前を募集する。

ツキノワグマの赤ちゃん

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